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ブログ「心とからだの調和」

安全な場所で、人は自分の言葉を取り戻す

キャリアの相談に来るひとの多くが、最初はこう言います。

「やりたいことが分かりません」

それは決して珍しいことではありません。

けれど、安心して話せる時間の中で、
少しずつ言葉が変わっていく瞬間があります。


ある学生が、学校でのトイレ掃除の話をしてくれました。

みんながあまりやりたがらない場所が、
きれいになっていくのが嬉しかった。

終わったあとに「ありがとう」と言われると、
少し誇らしい気持ちになった。

その話をしているときの表情は、
就職活動の話をしているときとはまったく違って、
とても自然で、やわらかいものでした。


最初は

「どんな仕事したいのか、何も決められません」

と言っていた学生が、
そのあと静かにこう続けました。

「患者さんと長く関われる病院の仕事がいいかもしれない。。。」

それは、アドバイスをしたから出てきた答えではありません。

安心して話せるやわらかい時間の中で、
その人の中にあった感覚が、
自分の言葉として自然に現れたようでした。


キャリアを考えるとき、
私たちは「正しい答え」を探そうとします。

けれど本当は、

安心して話せる場所があること
評価されない時間があること
急いで決めなくていい関係があること

その方が先に必要なのかもしれません。

安全な場所があるとき、人は

考えを話すのではなく、
自分自身を話し始めます。


そして不思議なことに、
自分の言葉で話し始めると、

次に進む方向は、
自然に見えてくることがあります。


安全な場所とは、

何か特別な空間のことではありません。

正解を求められない時間
否定されない対話
迷っていても大丈夫だと思える関係

その中で人は、
自分の感覚を取り戻していきます。


BLUE HARMONYが大切にしているのも、
そんな時間です。

答えを出すための場所ではなく、
自分の言葉を取り戻すための場所。

そこから生まれる一歩は、
きっとその人のものになると信じています。


※本記事は、実際の面談での複数のエピソードをもとに、個人が特定されないよう再構成しています。

~~~ Bring Harmony to Every Cup ~~~